小4算数 予習シリーズ第9回 方陣算
いちばん外側のひと回りの数え方は、正方形でも長方形でも正5角形、正6角形でも頂点をだぶって数えてしまうことを避けるために、頂点を抜いて一かたまりにするのが基本です。たとえば、1辺が5個でできた正6角形の外側のひと回りは
(5-1)×6=24個
です。全体の個数は1辺の個数が4個、3個、…と減っていくので中央の1個を加えるのを忘れずに
(5-1)×6=24個
(4-1)×6=18個
(3-1)×6=12個
(2-1)×6= 6 個
1 個
を合計して61個となります。
しかし、わが塾では状況を把握せずに公式に当てはめるだけで済ます、という教え方はしておらず、まずどんな様子か図や表、グラフなどにして自ら考えることを習慣づけさせています。
さっそく、見よう見まねで図を描いている生徒を見つけ、よしよし、と満足しているのでした。